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日本には四季があり、折々の風情をその旬の味覚を通じて楽しむという習慣が根づいています。そのうえ、日本という国は、訪れる外国人が母国のフルーツと比較して、そのこまやかな味を絶賛するほどフルーツのおいしい国です。
そんな事情もあり、一般的に日本人は、伝統的な干し柿を除くと、ドライフルーツに、慣れ親しんではいません。ここでは、日本人にはあまりなじみのないドライフルーツを、その秘めたパワーという視点から解説していきます。はじめて知るみなさんには、驚きの事実があるかもしれません。



ドライフルーツに凝縮される栄養成分

ドライフルーツと人類の出会いは、偶然、ひからびた山ぶどうを発見したことから始まった。そんなことを言う人もいます。
水分をたっぷり含んだみずみずしいフルーツは、とてもおいしいですが、一度にたくさん食べ切れず、傷みやすいから遠くまで食糧として運べないデメリットがあります。その難点を天日干しによって解消したドライフルーツは、古代ギリシア、ペルシア、エジプトの時代から製造されていました。
現在では、果実の特性に応じて風味や色味を損なわないよう熱風、硫黄、天日などを用いて乾燥製造されています。
ほとんどの果実には、水分が80~90%含まれていて、水分は、自由水と結合水に分けられます。自由水とは、果実の中で遊離している水で、水としての性質を持ち簡単に蒸発します。しかし、結合水は、たんぱく質や多糖類、コロイドなどと弱く結合している水で、高温や冷凍によって初めて分離します。

この果実の自由水をある程度まで脱水させたものをドライフルーツと呼んでいます。水分が減ることで、総重量が減るばかりでなく、含まれている栄養成分は凝縮されます。例えば、果皮までも乾燥するレーズン、クランベリーなどは、少量でも食物繊維をたっぷりとることができます。果実に含まれるミネラルもフレッシュよりもたくさんの量をとることができます。

また、植物自身が活性酸素除去のために細胞内で生産している果皮や果実の主に色素成分に含まれている抗酸化物質までをも摂ることができます。

ドライフルーツは、いつでもどこでも、栄養成分を丸ごととることができるマジカルフルーツなのです。

消化酵素で消化されない成分が第6の栄養素と重要視されています



従来、日本人は海や山の幸を使った伝統的和食中心の生活をおくっていましたが、欧米型の物性脂肪の多い食生活に移行するにつれ、成人病が増えてきました。現代では、食物繊維の役割は大変期待されるようになりました。

食物繊維は、光に溶ける性質の水溶性と溶けない不溶性のものに分かれます。
水溶性食物繊維は、食品の水分を抱き込んでゲル化し、溶消化吸収を阻害したり、コンスラロームを原料に作る胆汁酸の排泄量を増やしたりする働きがあります。その結果、血中コレステロールの上昇を抑えたり、血糖値の上昇を抑制したり、体内の塩分を排泄させ血圧を低下させる、成人病予防効果があります。

不溶性食物繊維は、水に溶けず水分を吸症して膨れるので、腸壁を刺激し蠕動運動を発化させ、毒性物質の吸収を阻止したり、有害物質を吸着して排泄する作用があります。また、よくかむ必要があるので、歯並び、あごを丈夫に整え、虫歯予防や早食いの防止につながり、肥満予防にもなります。おまけに、かむことで唾液の分泌も多くなり、抗ガン効果のある唾液中の成分、パロチンも体内に多く分泌されます。

双方が体内では関係し合っているため、どちらの食物繊維もバランスよくとることが大事です。

果実は、未熟のときは、不溶性のペクチン質を含んでいますが、熟すにつれて水溶性のペクチンに変わっていきます。
ただし、食物繊維は、過剰摂取によっって下痢症状を起こすと、体に必要なミネラルまでも一緒に排泄してしまうのでほどほどに摂ることが大切です。

ドライにすると、このペクチンがすべてなくなり、効果がなくなると思われがちですが、蒸発する水分の種類の違いや果皮、種などすべてドライになるかどうかで食物繊維の量は異なってきます。全般的に両方の食物繊維を含むドライフルーツは、効果を期待できます。1日の目標摂取量は20~25gです。

取り扱い商品群

プログレでは、数十種類ものドライフルーツを取り扱っています。おつまみに、お料理に、お菓子に、お子さまのおやつに。
専門店だからこそ、世界中の産地から味を比較、厳選して仕入れております。ほかでは珍しいドライフルーツも取り揃えておりますので、ぜひご賞味ください。

全アイテム
国産ドライフルーツ
ノンシュガー(砂糖不使用)