柔らかな果肉としっとりとした皮、種のプチプチした食感も楽しめる。そのまま贅沢に丸かじりも良いが適度にカットし、生ハムを巻くとグレードの高いオードブルに。トルコから特別に大粒を輸入。
原産国 |
トルコ |
原材料名 |
いちじく |
賞味期限 |
お届けより約3〜4ヶ月 |
保存方法 |
高温多湿を避け、密閉容器で保存してください 。 |
世界最古、聖書の中にも登場した生命の果実
いちじくの花は、外側から見えないので「無花果」と書かれ、その名は、〝実が1日1個熟す、1月に熟す"という意味から「一熟」とつけられたそうです。日本には1630年、中国から長崎に伝えられました。
受け継がれるパワーと広く知られる薬効
紀元前3000年ごろから栽培され、アダムとイブの最初の衣服も、いちじくの木から作られたと伝えられるほど古い果樹です。
旧約聖書には、イスラエルの王ヒゼキヤが、腫瘍で命が危ない時に、預言者イザヤから持ってくるようにいわれた「干しいちじく」を食べて治ったと書かれています。古代エジプト人のピラミッド建築の際や古代ギリシアのオリンピックの選手のパワーに愛用されていたそうです。
不老長寿の果物といわれるほど薬効の高いフルーツです。葉の根本を切ると粘りのある乳白液が出ますが、これは、たんぱく質分解酵素フィシンです。皮膚や筋肉を和らげたりスベスベにする働きがあります。湿布薬として、魚の目やたこ、いば取り、痔にも効果があります。
葉は、お風呂に入れて薬湯として、果実は、咳を鎮め痰を切る働きがあるといわれ、風邪の予防に利用されます。
果汁は、手足の荒れや角質化した肘やかかとに塗ると皮膚に潤いが出ます。
フィシンは、消化促進作用があり、お酒を飲んだ後に食べると二日酔いを防ぐと言われています。ただし、未熟な果実は、胃を荒らし、食べすぎると口内に傷ができるので気をつけましょう。
ドライいちじくにあるミラクルパワー
ドライいちじくの食物繊維は、果皮や種子を丸ごとドライにするのでコンパクトにとれ、便秘に有効と言われています。このほか、鉄、カルシウム、カリウムなどのミネラルが他の果実よりずば抜けて多く凝縮されています。
たんぱく質分解酵素は、ドライ加工してもフレッシュの12%含まれるため、料理と一緒に使えば肉を柔らかくし、食後に食べると消化を助けます。
いちじくに関しては、アメリカのスクラントン大学のジョーヴィンソン教授が、フルーツとガンに関する報告で、いちじくに極めて高いポリフェノールが含まれていると発表しています。 ポリフェノールは、抗酸化物質で成人病の原因になる活性酸素を除去し赤ワインブームで注目を浴びている成分です。
まさにミラクルパワーを持ついちじくのドライは、手に入りやすく一年中食べられる幸福の果実です。