甘味と酸味のバランスのとれたプルーン。種が抜いてあるので食べやすい。そのままでも良し、ヨーグルトに入れても良し。
原産国 |
アメリカ |
原材料名 |
プルーン/保存料(ソルビン酸K) |
賞味期限 |
お届けより約3〜4ヶ月 |
保存方法 |
高温多湿を避け、密閉容器で保存してください 。 |
便秘、貧血に顕著な効果のミラクルフルーツ
プルーンは、乾燥したプラム(西洋すもも)のことで、種をつけたまま乾燥させても発酵しないプラムだけがプルーンになります。
原産地は、世界で最も長寿国といわれるコーカサス。紀元前数千年のはるか昔から栽培されていたといわれています。紀元前2000年ごろと推定されるスメール人の『クレイ・タブレット』の1節に「プルーンは神に適した食物」と記されています。
考古学的には、その種がスイスやサボイアの湖棲民族の遺跡から発見され、石器時代から食していたと言われる極めて古いフルーツ。ギリシャ、ローマ時代には優れた薬用果実として珍重された事実は、当時の文献や詩歌に残されています。
その後長い期間を経て、フランスを中心に大々的に栽培され普及しました。その後、アメリカのゴールドラッシュをきっかけに、移民のフランス人、ルイ・ペリエが、1865年カリフォルニアにもたらしたのがダジャン種。
カリフォルニアの昼間と夜の寒暖の差が激しい気候は、植物が昼間に体内で生成・蓄積した糖質、たんぱく質、ビタミンなどの成分を、夜間に消費しないで濃く蓄え、果実をおいしくさせます。
また、雨が少なく、土壌から豊かなミネラル類が流れ出すこともないので活力となる豊富なミネラルを含みます。 まさに天日干しには絶好の環境でした。
カリフォルニアは今では、世界の70%を占めるおいしいプルーンの大生産地となっています。
バランスのとれた栄養成分
欧米でもっともポピュラーな料理”チュード・プルーン"は、プルーンを水で戻し、とろ火で20分ほど煮て、汁ごと冷やしたものですが、ワインで煮たり、レモンを添えたり応用して、朝食に取り入れられています。
プルーンの特徴は、ビタミンやミネラルが非常に多く、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどをバランスよく含んでいることです。その優れた栄養成分からミラクルフルーツと呼ばれています。
ナトリウムの740倍のカリウムを含むため、塩分過多、カリウム過小の食生活を送る現代人には、血圧コントロールや筋肉疲労に必要不可欠です。
カルシウムは、ストレスでのイライラ解消や、骨がスカスカになる骨粗鬆症の予防に重要な役割を果たします。
カルシウムとその細胞内の調節を行うマグネシウムとのバランスは、2対1、もしくは3対1が理想です。 マグネシウムが少なすぎると筋肉の収縮がうまくいかず、けいれん、ふるえなどが起こり、狭心症、心筋梗塞につながることがあります。プルーンには、両方がバランスよく含まれています。
1997年には、カリフォルニア大学の研究によって、プルーンに多量のポリフェノール類が含まれていることが明らかになっています。特にその中に含まれるネオクロロゲン酸の活性酸素除去作用は注目を浴びています。